🌿細野街道きんま道と、今も残る石門

加茂谷から太龍寺へ至る山道は実は数多くあって、昔はみんな普通に生活道として行き来していたそうです。

細野町からの道は大きくふたつです。

東の端に下りてくる「きんま道」は、山で切った大木を那賀川を利用して水運するために下まで引いて下ろす道でした。そのために広い幅と緩やかな傾斜なのが特徴です。

猟師のお父さんたちが「これを見ずして太龍寺山を語るなかれ」と教えてくれた幾つかの場所に一つが、このきんま道にある「石門」でした。標高300m付近できんま道をふさいでいた巨岩に、手掘りで穴をあけたという岩のトンネルです。できたのは江戸時代初期だそうです。

細野の語り部、猟師の宮崎さんにお願いして、連れて行って貰いました。狩猟解禁の時期でもあり、できればシカかイノシシも捕りたいと、賢くたくましい猟犬のボケくんも一緒です。

きんま道はもう使われなくなって久しいのですが、麓の藪をしばらくかき分けかき分け進むと、その向こうには昔のままの広い良い道がまだ残っていました。

途中大規模な崖崩れで道が消えた部分を迂回しながら進んでいくと、杉林の中に岩のトンネルは今もしっかりと残っていました。

ちなみに、この日はシカもイノシシもどこかに逃げ隠れてしまっていたので、獲物ナシです。

(地域おこし協力隊 岩本)

 


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