🌿移住関連勉強会で佐那河内村へ、四国地域おこし協力隊勉強会で松山へ

今回の記事は、突然とっても過去に遡ります。

そう、あの「空白のブログストップ1週間」のことなどなどです。

とにかくこの加茂谷ブログ、書くネタはまったく尽きません。文字通り毎日書きたい、書くぞ、書くべきだ!な、ネタがばんばん出てくる、ブログネタのわんこそば状態。

そんなネタに追いまくられてる時に、ちょっと仕事の他の締め切りが重なったり何だりでちょっとためてしまうと、あっという間にネタが目の前に積み上がっていきます。そう、テトリスで失敗して目の前にあっという間に壁がガシャン!がしゃん!とできていくあの敗北感と恐怖感です、まさに。

一応、加茂谷地域おこし協力隊の活動記録も兼ねているこのブログ、未来の後継者(いるのか?)のためにも「もう知らん!」と積み上がったネタの壁を放って逃げるわけにもいきません。書きます。

。。。。新聞に連載小説書いてる作家さんの気持ちがよくわかる気がする、夏の朝。

 

今回は、加茂谷コンビはいろいろ勉強に行ったりとかもしてるんだぞ、というお話です。

 

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6月17日の金曜日、加茂谷コンビは朝から徳島市内中心部の徳島大学の中を歩き回っていました。なんだかんだでけっこう頻繁に徳島大学には来ているので、もう慣れたもんです。

平日の朝とあって、キャンパス内には多くの現役大学生が歩き回っています。ほんの3ヶ月前までは本人が現役大学生だったワタナベくんは、大学校内の雰囲気がとても懐かしそう。

イワモトにとっては、初会のモートン先生訪問、2回目の『徳島創世アワード・キックオフセミナー』に続き、3回目の徳島大学。今回はこれまで来ていたのとはまったく逆の方向の建物群に向かいます。

総合科学部の研究室に加茂谷コンビがご訪問させて頂いたのは、こちらの田口太郎教授

 

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少し前の、徳島県庁での移住関連セミナーで、初めてお会いして講義を聞かせて頂き、あまりにも加茂谷にも当てはまる&役に立つその内容に感激しました。その後、是非ゆっくりとお話をお聞きしたいと連絡をさせて頂いて、今回の加茂谷コンビ訪問となったのです。

田口教授の研究室は「地域計画学研究室」。徳島県のみならず、全国でも、地方移住といえば、地域おこし協力隊の活動といえば、地方創生の有識者といえばこの方!と、毎日メディアの取材や全国各地での講演に非常にお忙しいかたなのです。

ご覧のとおりまだ非常にお若いかた(イワモトと実は同年代です)で、とても気さくにざっくばらんにいろんなお話をして頂きました。ワタナベくんは「これを読んでみるといいよ」と参考になる本まで頂きました。

加茂谷や『加茂谷元気なまちづくり会』の活動には日頃から注目していらっしゃるという田口先生。是非近いうちに加茂谷をゆっくりとご案内したいです。

 

 

午前中は徳島大学でお時間の許す限りお話させて頂いたあと、加茂谷コンビと「15(イチゴ)号」は佐那河内村へ。田口先生に、この日は先生もご家族と昨年移住されたという佐那河内村で移住関連の勉強会があると紹介して頂だき、加茂谷コンビも特別参加させてもらうことにしたのです。

 

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佐那河内村役場の中の会場は、県の関係者や、那賀町や勝浦町の参加者も。徳島県内の移住先としては最近非常に人気の高い佐那河内村が、移住者受け入れのために町が一丸となって積極的に実施している様々な政策を勉強させて頂くのです。

阿南市の中でも最山間部になる加茂谷にとっては、大いに参考になるお話です。

 

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岩城村長のご挨拶の後、田口先生による「移住者を受け入れる側」に向けた講演。

 

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続いて、佐那河内村総務企画課の安冨氏による、移住受け入れ取り組み事例について詳しい紹介。

 

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田口先生の講演も、安冨氏の事例紹介も、いずれも聞いているだけで面白くぜひぜひ加茂谷の皆さんにもお聞かせしたい!

そして、この日の特別ゲストにして最高傑作に面白かった(爆笑が随所に巻き起こる程の面白さなのです)講演が、鹿児島県頴娃町から来られた加藤潤氏。

 

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頴娃町は少し前までは特別な観光地もなく、過疎が急速に進んでいく小さな海沿いの町だったそうです。その町にある日本唯一のタツノオトシゴ専門の養殖施設「タツノオトシゴハウス」を営む弟さんを手伝いに、ご自身も移住してきた加藤さんは地元の方がといっしょに次々と町おこしに取り組みます。

観光名所がないなら、無理やり観光地を作ってしまえ!と元々あった釜蓋神社という神社を(勝負事の前には本当に釜の蓋をかぶって参拝するという。。。)一躍九州でも名だたるパワースポットに押し上げて、年間観光客の数をとんでもない伸び率で押し上げたり、移住者の方達と特産物であるお茶と「茶寿」の習わしを広めたり。そこに非常にノリの良い町役場の後押しや強力もあり、あっという間に町ぐるみで頴娃町をとってもとっても元気で活発な町にしてしまったのです。

加藤氏は、飄々と、でもかつプロのお笑いでもイケるんじゃないだろうかと思える程の絶妙でおかしい語りで、NPO頴娃おこそ会の活動についてふんだんに用意された写真や動画とともに紹介して下さいました。

ちなみに、頴娃おこそ会のキャッチフレーズは「地域総力戦のまちおこし」です。

加藤氏をはじめ頴娃町から来られた方々とは、この後の懇親会で改めてゆっくりお話する機会があり、加茂谷と加茂谷元気なまちづくり会のことに非常に興味を持って頂いたようなのです。

それを証拠に、なんと早くも次の朝、次の目的地高知へ向かう一行は、なんとなんと道中わざわざ佐那河内村から加茂谷に立ち寄って車で通り抜けて高知に向かって行かれたのです! なんとも素晴らしい行動力、軽いフットワーク!

ぜひぜひ頴娃町の皆さんにも、また加茂谷をゆっくりと見に来て欲しいです!!!

 

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午後いっぱいを使った勉強会、途中からはこれまた最近良くお会いする那賀町の元隊員にして『ゲストハウス杉の子』の経営者の桑高さんもいらっしゃいました。

懇親会までの少しの空き時間には、テレビのCM撮影などでも使われるという田口先生のご自宅(元空き家をとてもスタイリッシュに内部を改装されています。さすが元々建築の専門家)を見せてもらったりしました。

 

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懇親会の会場は、元は小学校だった場所にあった巨大倉庫の建物を利用した産直市&ギャラリー・カフェ「佐那の里」。

 

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佐那河内村の移住者の方々がお子さん連れで参加されたりで、とても賑やかなスペースの真ん中の大テーブルには、地元のおかあさんたちによる、佐那河内村の地元料理が並びました。

 

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懇親会中も、更に佐那河内村のスーパー移住コーディネーターさんの発表や、参加者の自己紹介などがあり、ここでもまたまたいろんな面白い方達とお知り合いになれました。

 

そして、時間はまた少し進みます。

今度は6月20日の早朝。

本当にものすごい早朝に加茂谷を出発し、徳島駅から高速バスに乗り込んだ加茂谷コンビは途中の三好のサービスエリアで眠い目をこすっていました。

 

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地域おこし協力隊員として初めての県外遠距離出張は、なんと阿南とは四国のほぼ真反対になる愛媛県の松山。

どうやら毎年行われているらしい、四国全土の地域おこし協力隊員が一堂に会する「四国地域おこし協力隊勉強会」に参加するため、はるばる高速バスにゆられて3時間半やってきたわけです。

松山市の郊外にある会場への電車は、バスが時間通り到着してから1時間後。

そして、基本的には1時間もぼ〜っと待っていることはどうにも性が合わないイワモト。。。

 

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よっしゃ、ひと駅分だけ歩こう。

 

会場の最寄り駅は、松山駅から4つ目の駅ですが、そのうち最初のひと駅分の区間の距離は約5Km。そして電車が来る時間は1時間後。そしてそして、イワモトの平地での平均歩行速度は時速5kmとちょい。あら、いい感じにピッタリ。

あ〜るくべ〜、あ〜るくべぇぇ〜、とワタナベくんと椿地区の隊員を残してスタスタと歩き始めました。。。。と思ったら、すぐに緊急の用事の電話がきました。道端で対応してました、時間食いました。

やばい!時間ギリギリ、いや足んねぇか!?

と、最後はなぜか松山の住宅街の中を小走りで駆け抜けるはめになり、大汗をかき(いや、走らなくても汗っかきなので常時汗まみれですが)、それでもちゃんと電車が来る時間までに次の駅に到着しました。

 

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毎年四国各県で持ち回りで開催しているというこの勉強会。愛媛県が担当する今年の会場はこちらの『ウェルピア伊予』でした。

 

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電車の時間の関係で早めに到着してしまったので、先にお土産を買っておくことにしました。愛媛県とくれば、昨年のゆるキャラグランプリ全国第2位のみきゃん。ご存知みかん犬ですが、実はイワモト昨年初めてこの子を見てからかなりの間、なぜかネコだと思い込んでいました。

ミルキーは「柑橘ミックス」味とあったのでてっきりゆずやすだちやみかんなど様々な種類のミルキーが入っていると思いきや、中身は1種類。どうやら本当にあらゆる種類のみかん類を全部混ぜた味を作ったようで、どうもなんともミックスジュースのような味になっていました。

 

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この会場いっぱいに四国各県の地域おこし協力隊員が集まりましたが、やはり開催県の愛媛と元々隊員数の多い高知県からの参加が大多数。徳島は今回距離が一番遠いこともあり、参加していた市町村・隊員数は少なめでした。

ちなみに来年の開催県は徳島県ということなので、各県からの参加状況はまた変わってくるのでしょう。

 

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東京に常駐している愛媛の移住コーディネーターさんによるプレゼンテーションが最初にありました。

 

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四国の北側と南側それぞれの移住者の傾向をザックリと表して下さった図。もちろんこれはかなり一般化したものですが、なかなか的を得ていると思います。

 

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こちらは、東京の中心部で街角インタビューをして、四国各県についてどれぐらい知っているか聞いてみた時のおもしろコメントだそうです。

 

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続いて、各県の代表1名による活動報告に移ります。

我らが徳島県代表は、つるぎ町の榮高志さん。剣山系の集落が伝統的に行っている高地急斜面をそのまま利用する畑作農法についてと、それを世界農業遺産への登録を目指した活動について発表して下さいました。

 

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元々は米国で演技を学び、長い間東京で俳優として活躍されていたという榮さん。今も徳島のテレビやラジオには頻繁に出演されています。

驚くべきことに、地域おこし協力隊員となられたのは、今年度。まだ数ヶ月しか経っていないとはとてもとても信じられない程の深い知識、地域の理解、地元の人とのつながりや交流の量。3年を務め上げた隊員でもここまではなかなか。。。と思うほどの活躍ぶりです。

 

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勉強会初日最後は、各県代表者によるパネルディスカッション。

 

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徳島県からは、先ほど活動報告をされたつるぎ町の榮さんと、今年で3年の任期を終える神山町の小田さん。

小田さんとは、宿泊に割り当てられたお部屋も同室(4人部屋で、他には鳴門市隊員さんと、三好市隊員さんでした)で、さすが人気の神山町が、激戦に違いない応募の中から採用した隊員とあって多才かつほんわかとした、イラストが得意な素敵な女性でした。

 

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参加したほとんどの隊員が会場のウェルピア伊予に泊まって、勉強会2日目のプログラムにも参加するため、夜は当然大交流会です。

 

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さすが愛媛、いずれの料理にもみかんや柑橘類が様々な形で添えられています。

 

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この交流会では、自分の活動や地域をアピールしたい隊員はどんどん前に出てアピールして良い場でもあり、次々と多くの隊員が積極的に前に出てきます。

この方は、大三島の隊員。英国の大学院を卒業して外資系のリサーチ企業に勤務。その後家族で大三島に移住し、今はみかん酵母を使ったパンの研究・開発をしているという、とんでもなくスゴイ経歴の持ち主。

(そうなのです、四国の地域おこし協力隊員のかなりの数の方々が、実はビックリする程ものすごい経歴の持ち主だったりするのです)

ぜひ食べたい!と試食させていただきましたが、もちもちっとしたとても美味しいパン!でした。

 

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こちらの方々は、西予市明浜町から。

この8月に「流しそうめん」の距離でギネス新記録を狙う、Nagashi Project の宣伝を力強くしまくっていました。

なかなかかっこいいTシャツやグッズの販売もしていたのですが、けっこうな数がとぶように売れていました。

 

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こちらは、高知の越知町の隊員さん達。

彼女たちは次の日のプログラムで隣の席になりましたが、非常にポジティブで積極的、ノリも良い子たちでした。

 

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地域おこし協力隊の導入に関しては、特に力を入れている高知や愛媛が圧倒的存在感をしめす陰で、あまり目立たなく感じる香川県。でも、香川にも、ちゃんといました!

こちらが香川チームです。

一番手前の乾杯ポーズのかたは、山岸正明さん。

瀬戸内海、ほとんど岡山に近い場所にある直島に家族で移住し、古民家を利用してブックカフェ&テントステイの『島小屋』をオープンされています。(ちなみに、温泉マニアとのことで、イワモト張り切って四季美谷温泉や月ヶ谷温泉についてアツく語ってきました)

 

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明けて次の日、午前中は前の日に「これは本当にダメだ!」と思うこと、怒ったこと(行政との関係、地域の人々、地域おこし協力隊のシステムそのもの、活動関連、etc….)を事前にアンケート解答していた事柄についてディスカッションです。

この時、ファシリテーター(進行役)が特に目を引かれた解答例が幾つか紹介されたのですが、そのうち一つが「行政が移住者に推薦する地域が、津波の最警戒地域。。。とてもすすめる気にはなれない」というもの。

間違いなく徳島県っぽいですが、ただし阿南市隊員の解答ではありません。(← 強調)

 

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ファシリテーターが「感動した」という「不満やダメ出しは何もない」と書かれた解答は実は5〜6件あったそうです。

会場にはテーブルごとに、「行政について」「システムについて」「地域との関係について」など、自分の解答が当てはまるテーブルに好きなように座るように指示されました。

どれにも当てはまらない、または不満がない、については「その他」というテーブルも。

 

そして、イワモトは「その他」へ。

。。。。。実はその「ダメ出しはない」のうちの一人が、ワタクシなのでした。

(ちなみに、ワタシはお寺などで「護摩木にお願いごとを書いて下さい」と言われると、護摩木に「特にありません」と書く人間です。ええ、筆で、きっちりと)

「その他」テーブルは、同時に妙に徳島県率が高いテーブルでもありました。

他の隊員達も「まぁ特に不満はないけれども敢えて書かなきゃいけないなら。。。と無理やり書いた〜」という感じで、このテーブルの周囲だけとても和やかで穏やかな空気が漂っているかのよう。

 

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ダメ出しについてディスカッション→各テーブルごとに発表の後は、今度は逆に「自分の地域の良い所、スゴイところ、宣伝したいところ」について。

これに関しては、我が「その他(不満なし)」テーブルは大得意分野。本領発揮で各隊員ポストイットに好きなことを好きなように書きなぐり、ペタペタと貼っていきます。

できあがったこちらが、「その他」テーブルの発表シート。みんな非常に楽しそうです。

 

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全ての日程を終えると、電車の時間も迫っていた加茂谷コンビは最後の集合写真もとばして足早に会場を後にしました。この電車を逃すと、高速バスに間に合わない。高速バスを逃せば、加茂谷に帰れない。

無事電車には乗れ、松山駅で昼食も食べ、後は一路バスに揺られて3時間半+徳島から車で40分。

ようやく、加茂谷に帰ってきました。

おうちに帰ってくるっていうのは、やっぱりいいですね。ほっとします。

2日ぶりに帰ってきた加茂谷は、この日もやっぱり美しいです。

 

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