🌿武蔵野大第4班最終日 〜 そして、遂に「最後の班」が到着

 

4泊5日の日程中半分以上が雨だった感のある武蔵野大学第4班。(それでも、1班や3班の様に初日に台風で東京を飛び立てない。。。という事態にならなかっただけ良かったのですが)

いよいよ、加茂谷での農業体験最終日の朝です。

第1班の「チームピザ窯」の精鋭たちが炎天下の中作り上げたピザ窯は、今や「各班最終日にはピザを焼く」のがほとんど恒例になり、今回も元気よく煙を吹き上げています。既に火を入れて釜の中の温度をどんどん上げている真っ最中です。

 

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さすがに火入れも4回目ともなると、釜はレンガもモルタルもすっかり乾燥して馴染んで全体が実に落ち着いたように見えます。

石窯が釜として仕事にも慣れて急速に貫禄をつけていくと同時に、中に入れるピザ自体も各班ごとに急速な進化を遂げてきました。第1班の初めての時のように、モルタルも乾いていない石窯にその場で小麦粉を練って即席で作り上げたピザを無理やり突っ込むような暴挙はもうありません。

ピザの生地も、のせる具も、付け合せも、全てが前日から周到に準備されているのです。

まずは、「ピザ生地」様が水井地区の集会所に御成になりました。

 

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そして、上にのせる具材の野菜やソース様たちも次々と御成りになります。

彼女たちこそ、「加茂谷の都会」吉井地区で民泊していた「チームプレママ」の女子大生たち。前夜からピザ準備をしっかりとしてくれていたのです。

 

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見よ、この美しいピザ生地サマ ↓ を

 

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発酵です!発酵しとります!

ふっくりぷっくり膨れてます。しかも、ペーパータオルでくるんでしっとり感もあります。

もうこの辺からして既にすさまじい違いを見せています。

それを台の上で「めん棒」(← 正しい道具登場)できっちりと伸ばしていく。。。。食の美の極致です。

 

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伸ばしたピザ生地に、トマトソースを塗りつけ、手分けしてトッピングしていきます。

何から何までが洗練された滞りのない流れ作業。やはり4回目ともなると、とことん違います。

 

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いつの間にやら、ピザ窯に目がついています。

どうやらこの石窯の名前は「カブトムシ1号」になったようです。

今後、水井地区の成功を見て自分の所にも石窯を導入していく地区が増えていくことが予想されますが、カブトムシの2号や3号や4号が増殖していくのでしょう。

 

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「チームサンチュ」の中田さんのお宅に行って握っていた「おにぎり隊」もお盆におにぎり山盛りで帰ってきました。

 

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火力が弱い場合は、こうやって後ろから薪をくべます。

移動可能にするためにはどうしても重い2層式にはできなかったこの石窯、火力の維持のため、「薪での風呂炊き」から得たアイデアが採用されています。

 

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完全にまったり傍観者の男子学生s。(この後、トッピングチームの中に入れられました)

 

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トッピングしながらも最初のピザが次々と焼けてきました。さっそく手があちこちから伸びてきます。

 

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こうして、ピザ焼き&試食会は午前中いっぱい楽しく続きました。

 

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お昼がすぎ、熊谷地区のクリンピュアで第4班が出発準備を整えている所に、あななんバスが到着しました。

黒い曇りガラスの向こうにはたくさんの学生達の姿が見えます。

 

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遂に、武蔵野大学平成28年夏季農業体験プログラム in 加茂谷の最後の班、

第5班の到着です。

 

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第5班が予定時刻よりもかなり早めに到着したので、4班も余裕をもって引き継ぎができます。

この引き継ぎの時だけ、30人近くの大学生がクリンピュア1階の宿泊所のロビーいっぱいに集まります。

 

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4班の班長から5班の班長に必要事項を伝え、申し送り物品が渡されると、第4班はあななんバスに乗り込み東京へと帰ってゆきました。

 

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ついに最後の班となった、武蔵野大学夏季農業体験プログラム。

加茂谷側の世話人のチーフは、町田さん。今回は楠根地区と吉井地区に受け入れ農家さんが多く、一番奥でも水井地区であるため加茂谷の東側が主な活動地域になります。

楠根地区が受け入れとなると、再び「イチローさん&松崎の克弘さん」世話人コンビが活躍です。

 

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第5班は15名です。いつものことですが、初日のこのオリエンテーションの時には、まだ殆どの子たちがお互いの事をよく知らない初めてあった同士。大部分の子たちが徳島はおろか四国は初めて、しかもいきなりこんな数カ月前まで日本に存在していることすら知らなかった田舎の山の中。一様にすこし緊張した硬い表情です。

 

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今回の男子学生は3名。

1班2班あたりで特に元気の良い男子学生たちが集まっていたので、後の方の班はちょっとおとなしめに見えます。さて真相はどうでしょうか。

 

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今回の引率の先生は城月先生。

これまでの引率の先生はみなさん殆ど若い方たちだったのですが、最後の先生も見た目通りまだ若い35歳。(← イワモトよりずっと若い。。。)

そして1歳児の父。(これは実は、後日非常に重要になってくる情報だったのです。理由は5班3日目の記事参照)

 

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15名のお世話になる農家さんが決まり、またもや幾つか謎のチーム名も決まったところで、いつもの如くご紹介しましょう。(← このパターンも遂に今回で最後です)

 

こちらが、武蔵野大学第5班、15名です。

 

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最初の2名は、「チームすきとく」。

どなたが5班で受け入れ農家になりしかも民泊受け入れすると知った時からチーム名はこれ一択です。他の名前などありえません。

水井地区の柳沢さん。『元気なまちづくり会』の事務局長にして「ミスター加茂谷すきとく市」です。

一応農産物はスダチということになっていますが、絶対にそんなのでは済まないと「まちづくり会」全員が知っています。間違いなく次から次へとなにやら横文字名前の「そんな野菜あったんだ」野菜が出てきます。

 

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加茂地区の青江さんのイチゴ農園でお世話になる、「チームいちご」

 

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今回の受け入れ農家さん7件中3件がいちご農家さん。

吉井地区の片山家にお世話になるこの2人は、片山さんがアスパラも栽培していらっしゃることから「チーム・アスパラ」

左の女子大生は5班の班長さん。最後の班の班長ということで期間中実にいろいろ前に立つイベントが有り大活躍します。

この2人には、実はもう一つ別のミッションも与えられましたが、それは後日の記事をお楽しみに。

 

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再びいちご農家。しかも同じ吉井地区。その上お世話になる湯浅御一家は楠根地区にお住まい。。。と非常にややこしいのですが、こちらでは特徴的ないちごの栽培方法をしていらっしゃいます。

そこから付いたチーム名「チーム高設」です。

 

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唯一3名のチームが、こちら。

楠根地区で新規就農移住をしてこられた松田夫妻が元みかんのハウスを野菜畑に作り変えているお手伝いをしたのが、2班の「チーム開墾」でした。この3人も、その後を引き継ぎます。

ただし、世話人がイチローさんであるため、イチローさんに敬意を評してチーム名は「チームお山大好き!」です。

もちろん、命名はイワモトです。

 

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残り4人は2人づつ楠根地区のスダチ農家さんにお世話になります。「チームすだち」のチーム名はもう既に何回も使われすぎて飽きてきました。

そんなわけで、こちら2人は「チームいずる」。

小谷ご夫妻にお世話になるのですが、ご主人の名前(出:いずる)いきなり呼び捨てというチーム名です。イチローさんの命名です。

 

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最後も楠根のすだち農家さんですが、スダチとともに栽培されているのがデコポン。

ちなみにデコポンとは正式名称ではない、地方によっては同じモノでもいろんな名前で呼ばれている、実は正式名は「しらぬひ(不知火)」というびっくりするほど格好いい名前である、エトセトラエトセトラ。。。との講釈があまりに印象深くみなの頭に強く残ってしまったため、チーム名は「チームでこぽん」です。

 

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そして、第5班の一同はジャンボタクシーに乗り合わせて加茂谷ツアー&農家さんへの挨拶に出発。

最初は宿舎から一番近く、学生たちも自転車通勤となる吉井地区です。

 

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農家さんご挨拶のトップバッター「チーム高設」、なにやら緊張の面持ちで前に進み出ます。

 

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ハウスの中に透けて見えるこちらが「チーム高設」の名前の由来、高設栽培によるいちご畑です。(ただし、苗はまだ植えてありません)

 

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ジャンボタクシーは橋を渡り、楠根地区へ向かいます。

 

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加茂谷唯一の信号機で停車中のタクシーの横を下校中の楠根の小学生たちが通りがかりました。

車内にいっぱいに詰まった見慣れない「若いお兄ちゃんとお姉ちゃんたち」に興味津々で窓を覗きこんでいきます。

 

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楠根地区では、まず「でこぽん」訪問です。

 

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真後ろの露地植えなのがすだち。隣のシートを外したハウスの中にうっそうとはえているのがでこぽんだそうです。

 

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加茂谷の夏の風物詩「武蔵野大学農業体験」の最後を飾る第5班は、どうやらお天気には恵まれそうです。

続いて楠根の大農地地帯の真ん中にある空っぽのハウスの場所に来ました。

 

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「チームお山大好き」。。。本来3名ですが、女子学生2名ともが今日の夕食の材料の買い出し当番にあたって不在のため男子学生一人での挨拶となりました。

 

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実はこの男子学生、初めて見た時からイワモトが昨年9月までいた米国首都ワシントンD.C.での友人の一人(台湾系アメリカ人)にとてもとてもと〜て〜も!似ている!とビックリ。

すぐさまイワモトの頭の中ではこの男子学生くんの名前は「ジョナサン」(←例の友人の名前)に決定。

勝手に「ジョナサン」認定されたこの彼、この後加茂谷滞在中を通してそのユニークな言動で数々のジョナサン伝説を作り上げていくのです。

 

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さて、楠根地区には、ジャンボタクシーに案内人として同乗していた柳沢さんがとっても大好きな場所があります。

 

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加茂谷に2ヶ所ある「すきとく市」の集荷場のうちのひとつです。(もちろん)

 

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昨年の夏に加茂谷に来た武蔵野大学生達が手描きで作成した看板の前で記念撮影の後は、当然中でじっくりたっぷり「すきとく市」の素晴らしさについて熱くアツく解説します。

(そして真剣に聞き入る武蔵野大学生達)

 

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この集荷場からほど近い場所に、もう1件の受け入れ農家さんのスダチ畑があります。

「チームいずる」がひょこひょこと駆け寄っていくと、ずっと立って待ってくださっていた小谷さんご夫妻がお出迎え下さいました。

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この間ずっと、何となく小谷さんご夫妻お二人の顔どうも見覚えがある気がする、誰かを連想させる。。。と思っていたイワモト。

実は、このブログに何回か登場している「見えない所で縁の下の力持ち」な、たまに「中の人」だったりもする方のご両親でした。

 

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3班4班とずっと、天候の関係で加茂谷到着初日の夜から交流イベントへの参加があり、この加茂谷視察も駆け足でした。

ここにきてようやく5班はこの夜は何もないため、視察も余裕をもってゆったりと見て回れます。

午尾の滝は、もうすっかり水量ももとの落ち着いた状態に戻り、淵の水も澄んでいました。

 

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今回の受け入れ農家さんがいる地区としては一番奥地になる水井地区へ行く途中で、もうひとつの「すきとく市」集荷場にも立ち寄りました。

ちょうど夕方の出荷に来ていた『元気なまちづくり会』山下会長の奥さんとばったり。

 

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イワモトは、ここ数日プライベート最大の懸案事項だった「青虫が庭のブロッコリーの苗をどんどん食っていく(号泣)」問題で、会長の奥さん由美さんにその場で泣きつきました。

超個人的なことですが、大問題です。

貴重な秋の食料(に、なる予定)が一夜にして全部葉っぱがなくなっているのです。

イワモト、人生42年これほどまでに青虫に激しい殺意を抱いたことはありませんでした。由美さんから農薬を分けて頂くことになりました。

こうなったら化学兵器使用による(青虫)大殺戮です。

 

 

 

 

頭の中で虐殺(青虫)計画に燃えるイワモトとは裏腹に、武蔵野大生達は夕陽が美しく照りつける水井橋をそぞろ歩いて加茂谷の絶景を楽しんでいました。

 

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そして、水井地区では「チームすきとく」の女子大生2名が柳沢邸訪問です。

今回ホームステイをするのはこのチームだけです。

 

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2人が感心した表情で見ている視線の先には、種から発芽させて苗を作ったポットがいっぱい並んでいます。

しかも、どれもこれも横文字名前の野菜ばかりです。

 

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水井地区のお宮さんの横にある集会所への移動途中に、最近水井にどっと増えたちびっ子達のほんの一部と遭遇しました。

 

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つい先ほど、同じ日の午前中に使ってホカホカのピザを焼き上げていた石窯。

もうシートが被さっていたのを学生たちに見せるために外すと、まだ釜はほんのりと熱が残っていました。4班の子たちがピザを頬張り笑いさざめいていたのは、つい数時間前です。

ちょうど今頃彼らを乗せた羽田行きの飛行機が徳島空港を飛び立ったはずです。

 

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時間がまだまだ余裕があったため、加茂地区の青江さんのいちご農園にご挨拶に行った後、一行は第1班の到着日以来行っていなかったもう一つの観光名所に立ち寄ることになりました。

 

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第5班の学生たちが数日後に文化祭に参加することになる加茂谷中学の横を、ジャンボタクシーが走り抜けていきます。

 

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中学の真裏にある、「合格必勝のご利益あらたか」のお松神社です。

 

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入り口の鳥居の所にど〜んと立っている巨大招き猫に驚いた武蔵野大生。

社殿内に所狭しと並ぶ招き猫や、ねこの狛犬(? 日本語がおかしい)など猫づくしな神社はとてもおもしろかったようです。

今夜はゆっくりと夕食をとって身体を休め、明日からは頑張って農業体験実習の始まりです。

 

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