🌿武蔵野大第2班3日目 〜 天気予報ははずれて晴天。農作業も2日目

降るか降るか、雨が降るか、降ったら作業はどうするか、とやきもきしながらも、結局雨は振らないまま終わってしまった8月28日の日曜日。

武蔵野大学夏季農業体験第2班にとっては加茂谷に来て3日目でした。

天気予報では、台風はいっそおかしいまでに四国を避けつつ東に進み、関東の南に来た瞬間にいっきに90度近く折れ曲がって東京を直撃して日本を縦断してそのまま少し反り返りながら中国北部をヒット。。。という予測。いいカーブ球です。

おかしいなぁ、学校で習った「お天気」では台風は四国や紀伊半島南部が大好きだったはずなのに。。。

 

どうも、「超晴れ女」加茂谷地域おこし協力隊イワモトの呪いは台風をも遠ざけているようです。

 

そんなこんなで野外作業が結局できてしまった第2班3日目の朝。

 

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今日、朝一番にやってきたのは楠根地区の大農地地帯の真ん中に広がるスダチ畑です。

「チーム・マンドリン」ならぬ「チーム坂本」は朝の涼しいうちにスダチの収穫をすることになっていました。

 

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涼しいも涼しい、ちょっと半袖ではすうすぅするぐらいの気温の下がりっぷり。

おかげで武蔵野大学生の女の子2人も、快適そうな顔でせっせせっせとスダチの収穫に励んでいます。

 

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昨日お伺いした熊谷地区の「チーム河井」は、同じスダチながらもハウスすだち。しかも、ハウスやご自宅もそこそこの高所にありました。一方、楠根総代長の坂本さんのお宅や畑は平地。要は、柑橘系は一に日当たり二に日当たり、場所は高くても低くても別にいい、ということでしょうか。

 

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手に持っているプレートには、スパゲッティ用のはかりのように丸い大きな穴が開いており、「L」「3L」などの文字が横に。これですだちの大きさを見て、均等なサイズのすだちだけを採っているのですね。

 

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楠根地区や熊谷地区は加茂谷の中では一番阿南市の「市街地」に近いロケーションですが、こうやって見るとまずでスゴい山の中にあるみたいに見えます。

車で20〜30分でなんでも揃う街に行ける「便利な田舎」は、佐那河内や勝浦だけの十八番ではないのです。

 

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サイズごとに分けてすだちをカゴに入れ、畑の隅に作ってある休憩場所で一休みと時間となりました。

こちらの「チーム坂本」は、今夜「武蔵野大生達が実際にホームステイ中の受け入れ農家さんご一家との交流写真」撮影のため、後で再びお邪魔することにします。

 

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続いて、楠根トンネルを抜けて加茂谷大橋を渡り、那賀川の対岸にある吉井地区。

 

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サンチュの鮮やかなライト・グリーンが白いすっきりしたハウスの中に涼しげに映えるここは、「チーム近藤」が作業している場所です。

 

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「チーム近藤」は、ある重要な使命を帯びています。

武蔵野大学で通常1年生の希望者が参加する、この夏の農業体験プログラムは実は実習地は加茂谷だけではありません。全国の各地の他の田舎の地域やはたまたカナダやカンボジアのプログラムもあり、期間も費用も様々です。

新入生にこのプログラムについて実習先から東京の同大学まで赴いてプレゼンする日があるのですが、我らが加茂谷でその重要任務を担うのが、「チーム近藤」の世話役である水井地区の近藤有朋氏なのです。

プレゼンの日には、前年度にその地区でプログラムに参加した学生が後輩たちにプログラムの概要や自らの経験談を話すのだそうですが、その役目は「チーム近藤」メンバーが自動的にあたる。。。のだそう。

つまり、彼女たちは加茂谷に到着したその日にどの班になるかを発表されたその時その瞬間に、「来年度のプレゼンター」となったわけです。

 

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加茂谷のプレゼンをするからには、加茂谷の全てを知ってもらう必要がある。。。と有朋さんから初日、第2日目と加茂谷じゅうに視察につれまわされ、他のチームの作業の様子も見て、加茂谷の名所もカバー、と、分刻みのスケジュールで忙しく動いていた彼女たち。

しかも、近藤家にホームステイもしているので、夜も二晩みっちりと「加茂谷のエキスパート」として超スパルタ詰め込み教育を受けているのです。

 

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3日目にしてようやく「チーム近藤」の作業現場を捕まえることができたイワモト。

今日はミニトマトとサンチュの収穫から、この後の特別実習までこのチームの半日に密着です。

 

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有朋さんは、どこかにちょっと出かけているようで、ハウス内には見当たりません。

代わりに、普段はほとんど一人でこのハウス内の世話をしているというおばあちゃんが、黙々とサンチュの収穫をしていらっしゃいます。

 

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トマトの収穫が終わった武蔵野大生たちもサンチュの収穫に加わります。

 

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焼き肉屋さんには欠かせないサンチュ。しかも、1皿オーダーしてもせいぜい3〜4枚が更に盛られて出てきて何百円もします。都会ではなかなか(もしくは、イワモトには)贅沢品な菜っ葉で、こんなふうに大量に生えている姿を見たことは、加茂谷に来るまで全くありませんでした。

てっきりレタスや白菜のような姿で生えていると思っていたのですが、こんな感じに一枚一枚が分かれてニョキッと立って生えているという事実は、けっこう衝撃でした。

 

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有朋さんが戻ってきたので、今度はハウスの外に少し植えてある野菜を収穫に行きます。

 

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なすび(自分たちのご飯用)

 

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アスパラガス(自分たちのご飯用)

 

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キュウリ(自分たちのご飯用)

 

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今日の夕御飯のおかずを確保した後は、先ほど収穫しておいたミニトマトの出荷作業です。

実はこれから実際にこのミニトマトを出荷し、店頭で販売されている様子を見に行くことになっているのです。先方に約束している時間に間に合うように、手早く作業し、重さを計りながら袋に詰めて出荷に必要なパック数を急いで作ります。

 

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徳島の田舎を突っ走る、有朋さんの車。小松島市内のスーパーに向かいます。

 

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到着しました、いつもいつも「すきとく市」で大変お世話になっております『キョーエイ』の小松島店です。

 

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店内の「すきとく市」コーナーで、ミニトマトが並んでいるセクションに行きます。

加茂谷を出る時に、有朋さんがスマホで自分の出荷した野菜が出荷先のひとつひとつのスーパーで今朝の開店から何袋売れているかを見せてくれました。

このキョーエイ小松島店でも、彼女たちが来る前に既に昨夜の出荷分が売れています。

 

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今朝自分たちの手で収穫してきたホヤホヤのミニトマトを棚の上に置いていきました。

こちらのお店の「すきとく市」の担当者の方が、「すきとく市」のシステムや、他の一般的な野菜流通方法と違う優れた点、生産農家さんを喜ばせ、どんどん出荷する意欲を掻き立てる理由など説明して下さいます。

 

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その後、スーパーの裏に回り、「すきとく市」用の集荷場も見学。

加茂谷には、集荷場が大井地区と楠根地区の合計2ヶ所にありますが、他の地域の農家さん達はこの用に店に併設されている出荷場などに野菜を出すようです。

 

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小松島市から戻ってくると、加茂谷は良い天気。

 

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「チーム豊田」は今日もイチゴの苗の世話をがんばっていました。

 

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とにかく面倒見がよくて話し好き(特に、タヌキの話が好きっぽい)の豊田さん、今日も元気に苗の世話の手を動かしながら、大学生たちに楽しい昔の加茂谷の話をしてくれます。

 

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お母さんの「イチゴ栽培ファッション」はいつも実に可愛くておしゃれです。

いつかやろうと思っている「加茂谷(農業)ファッション・スナップ」では、絶対にトップ・フォトに決まりです。

 

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いつもイワモトが「チーム豊田」の所に来るとお茶が始まるという、まるで狙ったかのようなタイミングでお邪魔しているのですが(わざとじゃないですよ)、今日もお茶菓子と昔話いっぱいのお休み時間になりました。

ちなみに、今回のお茶飲み話は「吉井小学校は戦争時代に校庭は防空壕で、よく逃げ込んだ。個人の家ではあまり防空壕はなかっただ、だいたい村に一つか二つ共同の防空壕があった」という戦争モノ系思い出話。

ちなみに、この話のオチは「空襲警報なっとる時に『弁当(蒸かしたイモ1個)忘れた』って、教室まで一人で出て行ってとってきたのが死ぬほど恐ろしかった」です。

 

 

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楠根地区は、再び総代長坂本さんのお宅。

こちらに2泊だけホームステイもさせてもらっている「チーム・マンドリン」は、ふたりとも教育学部。夕方イワモトが再び訪れると、家の中で二人はその本領をいかんなく発揮中でした。

 

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今夜は武蔵野大生歓迎のため、徳島にいる娘さん夫婦と息子さん夫婦もお孫ちゃんたちを連れて帰ってきて、坂本一家総出で歓夕食会なのです。

武蔵野大生に遊んでもらってご満悦の男の子たち。

ふたりともさすが小学校の先生になるという夢があるだけあって、とてもとても子供の扱い方が上手い。てっきり年の離れた弟か妹でもいるのかと思いきや、なんと二人とも上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいて自分は下なのだとか。

 

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坂本家のお孫ちゃんは総勢6人。

見ての通りの全員男の子、上は10歳から下は1歳まで3人兄弟 ✕ 2です。

すだちの出荷作業の作業場でもあるこの離れの囲炉裏ばたで、勢揃いを記念撮影させて頂きました。

 

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男の子のちびっこ6名はさすがに賑やか。でも、とても人なつこくて素直ないい子たちです。

お腹がいっぱいになったらこじんまりした部屋の中で走り回れないので飽きたのか、さっさとみんなで母屋に遊びに行きました。残された赤ちゃんは武蔵野大生にだっこされて眠りに落ちる程のなつきっぷり。

下から2番めの2歳のちびちゃんも、東京から来たお姉ちゃんたちに遊んでもらって嬉しそうです。

 

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炭火で焼く焼き鳥や野菜の後には、磯の香りがゆたかなサザエも網の上で。

ほどなくグツグツと中が煮えてきたらば、クシで刺して中身をだして、その身をお腹の中に。

武蔵野大生は、個人宅でこんな本格的な囲炉裏があり、網の上でいつでもこうやってバーベキューや炉端焼きができる。。。という事実に「すごい〜!」「ヤバイ〜!」と歓声を上げ続けていました。

 

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今晩の明け方近くからは、本格的に大雨になるようです。


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