🌿武蔵野大第2班最終日 〜 お山探検隊スペシャルと、超進化を遂げたピザ

日本の東側では台風で大荒れに荒れていた8月30日の朝。

 

みごとな快晴で始まった、加茂谷の朝です

 

最近、加茂谷地域おこし協力隊イワモトの出没率が50倍(当社比)ぐらいに急増した、熊谷地区の直射日光サンサンの道路をスイスイと走ってくる自転車3台。

 

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武蔵野大学夏季農業体験プログラム第2班の中で唯一の「自転車通勤」をしていた「チーム河井」の3名です。

この緑ゆたかでのどかな田舎の風景を自転車で走るのは、さぞ気持ちが良いことでしょう、一見そういう感じにに見えるでしょう。

でも。

人生は、そんなに甘くない。

 

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彼らの受け入れ農家である河井さんのすだちハウス、加茂谷の人間なら「熊谷のあの高い所にあるハウス」と言えば「ああ」とわかるような場所にあります。

ご自宅は、ハウスよりも少しだけ低い場所にあるとはいえ、熊谷の殆どの場所よりも遥かに高所。

彼らはそのゴール前の最後の心臓破りの坂を毎日自転車を押して登ってくるという体力づくりが毎日(強制的に)課せられていたこの加茂谷滞在中の5日間なのでした。

 

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本日午後には加茂谷をたち、飛行機で台風の去った東京に帰ってしまう武蔵野大生。作業時間は午前中しかありません。

「チーム河井」は今日は秋祭りに向けて自宅の裏にあるお宮さんと、ぐっと下がった場所にある「山の神さま」の清掃としめ縄準備をすることになりました。

 

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このしめ縄、垂れているわらの数は実は祭りや行事ごとに決まっていると、河井のお父さんが教えてくれました。イワモト全然知りませんでした。数が違うことすら人生これまで42年、気づいていませんでした(汗)

ちなみに今回つけている秋祭り用は、向かって右から3本、5本、7本。

「つまり、七五三じゃ」

 

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家から離れた下の方にある「山の神様」に向かう前に、まずはちょっと休憩です。

 

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河井のお父さんの手作りというかわいい木の椅子にみんなで並んで座って、目の前の山を見ながら、しばしゆったりとした時間。

 

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「山の神様」とは予想通り、イワモトがいつも通り過ぎるたびに気になっていた、道の傍に唐突に立っている鳥居のことでした。

近いうちに鳥居の向こうに探検しに行こうと思っていたので、今回掃除でちょうどよかったこれ幸い、です。

 

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それでは、まずはこれから、

じゃじゃ〜ん!!

 

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このポーズは、そう!

お山探検隊、武蔵野大スペシャル in 熊谷

 

。。。ウソです。

無理やりやらせました。このポーズ。すみません。やってみたかっただけです。

でも、とても美しくカンペキにポーズを決めてくれた皆さま、協力ありがとうございます。

特に、ノリノリでお母さんに胸のはり方の指導までしていたお父さん、そこまでのって頂けるとは思ってもみませんでした。

 

いざ、ぷち山登り出発。

 

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いつも周りにいる人材が「みかん畑で鍛えてうん十年」の足腰の持ち主ばかりのせいで感覚がおかしくなっているイワモト。どうやらこの鳥居からお宮さんまでちょっとだけ登るのも、東京の大学生にとっては立派に「山登り」レベルだと知ったのは出発から1分後。

最初の斜面で「やばい!やばい!」(これは「いい」意味のやばいではなく、ほんとにヤバイの意味でのやばいです)と声をあげる大学生たち。

つい先日太龍寺に駐車場から歩いて登った「チーム河井」、傾斜角ではあちらの方がよっぽどヤバイと思いますが、一応まがりなりにも舗装してあるのと自然のままの山道とでは雲泥の差があるようです。

 

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お宮の周りもカマで草を刈ったり落ち葉をどけたりしてキレイにします。

「熊谷と楠根と吉井は同じ日に祭りでな。太夫さん(← 誰?)が拝みに来てくれるんじゃが忙しいけぇ1週間早う来てもらうんじゃ」

 

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しめ縄を取り替えて、「山の神さん」の掃除も終了。

ご自身で16代目のいう河井のお父さん、お母さんも含め本当に昔の事をいろいろよく覚えていらっしゃいます。この祠には蛇の神さまも祀ってあるそうで、「なぜ」祀ってあるかも教えて下さいました。

 

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登る時に「やば」ければ、下りる時はもっとやばくなるのが山道です。

 

 

 

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この前太龍寺に登った時に、とても疲れた筋肉痛になったとぼやいているお父さん。「昔はなかなかの体力だったんじゃがなぁ。年じゃ」と呟いていますが、この道をすたすたと下りていきます。

 

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話が河井家のご先祖様のことになったので、せっかくだから散歩がてらに代々のお墓を見に行くことに。

 

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古いお墓を物珍しそうに眺める大学生たち。

お母さんを手伝って昼ごはんを一緒に作って食べようと、河井家に戻って行きました。

 

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さて、第1班がピザ窯を製作した、水井地区。

 

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ピザ窯づくりでも学生達に「プロ」としてレンガの積み方からモルタルの作り方まで指導していた近藤有朋氏の「チーム近藤」は、最終日にピザを焼いていました。

 

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完成とともにモルタルが乾く間もなく火を入れてピザを試作したあの日から、はや5日たちました。

大雨の時にもシートを掛けていて濡れていないとのこと、今回は焼きの具合はどうでしょうか。

 

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「チーム近藤」が彼女たちにとって初めての1枚を、いよいよピザ窯から取り出しました。

 

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なんとびっくり。

むちゃくちゃ普通にとっても美味しそう。

 

最初の水井のピザ窯史上初の試作品のピザと比べると、猿人とホモ・サピエンスぐらいの違いです。

 

ピザ、進化速すぎです。どんどん職人のピザっぽくなっていきます。

 

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しかも、今では包丁で切って何切れにも分けられるほどの大きさにまでなっています。

今なら「ピザ・パーティー」も夢ではありません。

 

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「チーム近藤」全員で、初めて自分たちで焼いたピザをがぶり。

とってもとっても美味しい笑顔になりました。

 

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そうこうしている時に、背後の山の上標高500mから電話がかかってきました。

急ぎ、次の場所で向かいます。

 

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太龍寺ロープウェイの麓駅です。

 

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全員でかき氷を片手に出てきたのは、「チーム坂本」と「チーム開墾」の楠根合同チーム。

 

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3日間みっちりと農作業をしていて、加茂谷の名所見物をしている暇がなかった楠根合同チーム。

最終日の今日、太龍寺見物をしてきたのです。(ちなみに、行きは駐車場から歩いて登り、帰りはロープウェーで降りるコース)

 

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(写真提供:引率した松田夫妻)

今回の第2班、ほぼ全チーム太龍寺に行ったのではないでしょうか。

行き方は、往復ともに駐車場から歩きの「ガチ」コース、降りるのだけロープウェーの「ちょっと楽する」コース、そして往復ともにロープウェーの「セレブ」コースと、時間の制約や引率者の体力など様々な条件から導き出された最善の方法で各チームごとにいろいろ。

なにはともあれ、「加茂谷の寺」太龍寺をこれだけ多くの東京の大学生が見て楽しんでもらえるのは嬉しいことです。

 

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ロープウェイ駅からそのまま水井地区のピザ窯に直行した楠根合同チーム。

 

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ピザ窯の中でホカホカ焼き上がったピザに大歓声です。

 

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この後に来る3班、4班、5班でも、きっと同じようにピザ窯の周りから歓声が起こる光景が何度も続くのでしょう。

 

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そして、いよいよ別れの時。。。

 

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受け入れ農家さんたちが総出で見送りに来てくださっている中、準備のできた武蔵野大生達がバスに荷物を詰め込み、最後の名残を惜しみ合います。

 

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チームごとにそこかしこで「またいつでも遊びに来てね」「絶対また来ます」のやりとりが交わされ、5日間たっぷりとお世話になり楽し時を過ごした農家さんたちと別れが現実に迫り涙ぐむ女の子たちも続出。

 

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それでも、飛行機の時間は刻々と迫ります。バスに乗り込んで、窓の向こうから手を振りながらバスは去って行きました。

 

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第3班の出発が台風で1日延びたため、今夜は誰もいないクリンピュア1階の宿舎。

明日31日の午後3時まで、しばし静かになります。

 

 

武蔵野大学夏季農業体験プログラム第2班、総勢17名。

無事終了、帰京しました。

 

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