🌿武蔵野大学第5班4日目 〜 加中祭当日、そして「最後の」お別れ会

 

 

9月10日、加茂谷中学校の「加中祭」当日です。

午前中は「表現の部」ということで、すべてのプログラムはここ体育館で行われます。前夜ここでバザーの品物の値札付けをした武蔵野大学第5班の15名も、再び朝一番8時半にはここに来て最初のプログラムからじっくりと見ていました。

 

1g5d4

2g5d4

 

加茂谷地域おこし協力隊のイワモトは、「戦後ベビーブーマー」世代の子供に当たる世代です。つまり、同世代の人数が多い。

岡山の津山市という「そこそこ田舎だけど、それほど過疎でもない」街で育ち、小中高と全校生徒が数百人以上はいる学校に行きました。生徒数が多いと、文化祭や発表会などでも1クラスひとつの出し物もしなくてもいいぐらいで、もちろんイベントの運営を担当するのは、全生徒の中でもごく一部の係になった生徒だけでした。(← 要は、大多数の生徒は遊んでいられるのです)

加茂谷中学は違います。

ほぼ全生徒が何回もステージに出てきます。同時に運営もちゃんとやっています。こうして田舎の子は複数の作業が同時にこなせる「マルチタスク」な人材として鍛えられていくのです。

 

3g5d4

 

観客のメインはもちろん、保護者と生徒の兄弟姉妹たちです。

生徒のお母さんたち(← イワモトとばっちり同世代の人たちです)がカメラ片手にずらりとスタンバイオッケーな所に、イチローさんもニコニコとお孫ちゃん達といっしょに現れました。

 

4g5d4

 

英語でスピーチをする生徒たちもいました。とてもとても上手です。

 

5g5d4

 

3年生達の出し物は。。。。おや、なにやら見覚えがあるような振り付け。

そして手にはめている「カニばさみ」。。。。

 

6g5d4

 

ちょうどこの日から1週間前、第4班の到着日に大井小学校で「西部ふれあい塾」との交流会をした時に武蔵野大生と大井&水井の子どもたち(プラス、あななん)がいっしょに踊った「エビカニクス」です。

 

7g5d4

 

なぜかステージ前にひっぱり出されて観客に向かって踊ることになった武蔵野大生。

いくら動画再生回数うん万回の超人気ダンスといえども、さすがに知らない生徒もいるので後ろを向きつつまごつきながら、それでも全員楽しそうに踊っていました。

 

8g5d4

9g5d4

 

そして、次は全学年合わせての合唱。

出てきた先生がまるでオペラ歌手のようなドレスを着て、ゴージャスな姿で登場しました。

生徒たちよりも、スグ後ろに並ぶお母さんたちから一斉に「すてき〜」と感嘆の声があがり、カメラのシャッターがジャンジャン押されます。

 

10g5d4

11g5d4

 

全校合唱のあとは、休憩を挟んで有志の生徒(と、先生?)による自由発表の部になりました。

まずは、生徒と先生(だと思います)のコンビによる漫才が二組。

 

12g5d4

13g5d4

 

今日のステージ発表を見ていて一貫して感じたのは、どの学年も、いえ、学年も関係なく、先生と生徒たちがお互いをよく知っていてよい関係でつながっていて、生徒たちはみな兄弟姉妹のようで、学校全体がひとつの家族のようだ。。。ということでした。見ていて、とてもほのぼのとして気持ちがいいのです。

 

イワモトはほのぼのしながら写真を撮っていればいいのですが、武蔵野大生たちはそうもいきません。

みな、ちょっと緊張の面持ち。

この漫才の後のプログラムが、いよいよ「武蔵野大生による出し物」なのです。

 

14g5d4

 

そして、時は来ました。

ステージ上に全員並びます。

まずは、学校紹介も兼ねて、学部が同じ生徒が固まって自己紹介し、どのような学部なのかを簡単に説明します。中学生たちに対して今のうちからちょっとだけ勧誘活動です。

 

15g5d4

16g5d4

 

ちなみに、第5班では唯一の「日本文学」専攻のジョナサン(← 上の写真のメガネの男子学生。イワモト命名)は、マイクを握って「就職率は非常によろしくありません」とかましてくれました。この正直さが、長所です。

 

学部紹介の後は、出し物のメインである「超難関『若者言葉』クイズ」です。

 

17g5d4

 

第4班が西部ふれあい塾との交流会で「東京若者言葉」として出した問題は、テレビなどでもよく聞くためか加茂谷の中高生達がほとんど知っていましたが、今回は本当に「超難問」です。

イワモトにとっては存在していることすら知らなかったコトバがどんどん飛び出し、観客も首をひねっています。

 

18g5d4

19g5d4

20g5d4

21g5d4

22g5d4

 

「超難問若者言葉」で会場内を大いに盛り上げた後は、武蔵野大生も全員で歌を披露しました。

振り付きでSMAPの『世界で一つだけの花』です。

 

23g5d4

24g5d4

25g5d4

 

武蔵野大学が無事にすべての出し物を終えてステージを降りると、次はイワモトが個人的に非常に楽しみにしていた「ダンス『KMD全国ツアー』」というプログラムです。

内容や誰が出るかはもちろん、全く知りません。とにかく「ダンス」と付いているので、楽しみにしていたのです。

そして、舞台上に制服姿の子たちが現れました。

金髪のウィッグははまぁネタとして、それ以外は手足や着こなしを見ても、まったく違和感ありません。

 

後ろ姿に、怖いほど違和感がありません。。。

 

26g5d4

 

そして、コレです。。。。

 

27g5d4

 

会場、大歓声。

 

「特に」お母さんたち、大喜び。

 

中央の変な人物については、もう今さらツッコムのもやめます。

それよりも!

望遠レンズでぐぐっと寄ってみても、それでもまだ「いや、こういう女の子いる」って程に違和感ない子達がけっこういるのは、どうなんでしょうか。。。?

 

28g5d4

29g5d4

30g5d4

 

フィニッシュ。

フォーメーション、がっつり決まりました。

 

31g5d4

 

ホンモノの女子生徒と並んでも、違和感ナシとは?

32g5d4

33g5d4

 

盛り上がりに盛り上がってしまったために、時間がなくなり予定してあったゲームはなくなり、中学生たちは直ちに昼食 → 模擬店の準備のために体育館を出ていきました。

武蔵野大生たちには、この後すぐ始まるバザーのお手伝いというミッションがあるため、体育館に残っています。

ちょっとした隙間時間には、阿南市の広報誌「あなん」からの取材にもテキパキと答えていた第5班の班長である女子学生。彼女は最終班の班長として、毎日とても忙しく業務をこなし続けたとてもしっかりとした聡明な子です。

 

34g5d4

 

そうしている間にも、バザー会場入口の方からはどんどん妙な殺気が漂ってきます。

「毎年大人気」と聞いていたのはウソでは誇張でもなんでもなかったわけです、とてもやる気に満ち溢れた加茂谷のお母さんたちがお目当ての品物目指してダッシュ準備完了。まるで東京マラソンのスタート地点のような雰囲気です。

 

35g5d4

 

3。。。2。。。1。。。

スタート!

 

36g5d4

 

ややフライングしてしまったおばあちゃんたちもいましたが、そこはご愛嬌。

お母さんたち、いっせいにバザー会場の中になだれこみました。

たぶん、お目当てのモノが特にない人でもついつい場の雰囲気でダッシュしてしまうのが、セール会場あるあるです。

 

37g5d4

 

あっという間に、満員御礼。

 

38g5d4

 

武蔵野大生たちも、レジの仕事や各テーブル(開店当初は各テーブルの商品は3点までという一応の規制があります)で接客など主戦力として大活躍しています。

 

39g5d4

40g5d4

 

そして、彼らの最重要任務がいよいよやって来ました。

バザー開始数十分、商品点数が半分以下になり各テーブル上もちょっとスカスカしてきた所で最後の「売りつくし値引き」タイムです。

赤ペンで元の値札の半額やそれ以下の値段を書いていくと、再びすごい勢いであちこちから手が伸びて来て商品が消えてなくなり始めました。

 

41g5d4

 

両手に抱えきれないほどお買い上げいただいたお母さんには、男子学生たちがレジまで荷物運びを務めてくれるサービスの良さです。

値引きに武蔵野大生たちのセールストークも後押しして、用意してあった品々は生活用品についてはほぼ完売。毛布やベッドパッドなどの大物も売り切れました。

お母さんたちは「気持ちよく買い物できたわ〜」とニコニコ満足顔で体育館から去ってゆきました。

実はイワモトもこのバザーで自分にとっては「非常にレア物」である、「とある物」を見つけてしまい(本当にレア物です。今はもう売っていません)大喜びでゲットしました。寄付してくださった方、ありがとうございます。

 

42g5d4

 

ホントに本当に体育館での行事は全て終了。次は初めて中学校の校舎内に足を踏み入れます。

各学年ごとに違った食べ物のお店を出しているので、各学年から1品目ずつすべて買ってみることにしました。

 

43g5d4

 

1年生は、ホットケーキです。

 

44g5d4

45g5d4

 

お昼ごはんがまだでお腹が空いている武蔵野大生たちには、2年生が出していたおにぎりが人気のようです。

 

46g5d4

 

1年生は、ホットケーキといっしょに輪投げもやっていました。

これが見ていると、見た目よりも遥かに難しいようです。なかなか上手く輪がひっかかず、武蔵野大生達は次々と苦戦していました。

 

47g5d4

 

1〜3年生(1年のホットケーキ、2年のクレープ、3年のジュース)に、先生達のチキンナゲットを揃えるとこんな感じです。

コレ全部で500円でした。

 

48g5d4

 

 

この日は、武蔵野大第5班の加茂谷滞在4日目。

4泊5日で農業体験プログラム中の彼らにとって、この夜は帰京前夜にあたります。すなわち、毎回お決まりの「お世話になった農家さんを呼んでお別れ会」の夜となります。

そんなわけで、その夜の7時には今回最後の班をお世話して下さった加茂谷のお母さんお父さん達が、宿舎クリンピュアの1階ロビーに集まって下さいました。

 

49g5d4

50g5d4

51g5d4

 

気がつけばこの乾杯!の光景ももう5回目。そしてこれが最後なのです。。。信じられないですが、最後なのです。

明日になって彼らが帰ってしまうと、加茂谷の夏を20日間とても賑やかにした(そして地域の平均年齢も一時的にぐぐっと下げた)武蔵野大学平成28年度加茂谷農業体験プログラムがとうとう終わってしまうのです。

 

52g5d4

 

天候に恵まれた第5班。4泊5日たっぷりと受け入れ農家さんと一緒に汗を流し、作物の世話をし、話をする時間が持てました。

明日の午前中は恒例(になってしまった)の水井集会所での石窯ピザ焼きなので、もう農作業はありません。名残を惜しみながら最後のひと時を大事に大事に、農家さんと学生たちの話に花が咲きます。

イワモトが勝手に「ジョナサン」と名付けた男子学生くんですが、勝手に「すだちコーラ東京普及委員」も任命しました。

「すだちコーラとは?」と興味深げな隣の仲間たち(奇しくも彼らはみんなすだち農家さんにお世話になり、すだちを収穫しまくった学生たちです)に、さっそく実演して見せています。

(ちなみに、なぜ半部に切られたスダチがすでにあるという用意の良さなのか?。。。。「チームお山大好き」をお世話してくださっていた松田夫妻は、既にイワモトによって「すだちコーラ教徒」として洗脳済みだからです)

 

すだちコーラ、今明かされるその作り方とは!?

 

 

  ↓  すだちを絞ります(お好みの量)

 

53g5d4

 

  ↓ コーラを注ぎ入れます。おわり。

 

54g5d4

 

撮影隊長、松崎雅彦さんの血と汗と涙と重労働の結晶、個人個人にカスタマイズしてある特性記念品の交換も、遂に最後の回となりました。

 

55g5d4

56g5d4

57g5d4

58g5d4

59g5d4

60g5d4

61g5d4

 

「チームお山大好き」と松田夫妻には、すだちコーラを更に読者の深層意識にグリグリと印象づけるため、もう少し頑張っていただきましょう。

第5班限定特別ショット、すだちコーラ飲もうぜ!!」ポーズです。

 

ちなみに、コーラはどのメーカーでもブランドでも良いです。

でも、大人向けには今流行りの炭酸強めでスダチ多めでガツンっと力強いブレンドにするのがオススメです。

 

62g5d4

 

そこに「お山だい好き」の名前の元になっている世話役イチローさんが加わると、なぜか不思議なポーズになりました。

一応、「行くぞ!」という意気込みと勢いを表したダッシュポーズらしいです。イチローさんが絶妙に良いポーズです。

 

63g5d4

 

最後に、大学生たちが自分たちで独自で用意した感謝状を農家さんにお送りしました。

 

64g5d4

 

最後にもう一度、今日昼間に中学校のステージで披露した『世界に一つだけの花』を振り付きで歌います。

ちなみに、ジョナサン、なにげにものすごく振りが上手いのです。手を伸ばすところとかちゃんとまっすぐ伸びています。

 

65g5d4

 

最後の最後に、一同を代表してお礼の言葉を述べていた班長さん。

感極まって「ありがとうございました」と言いながら涙をこぼし始め、周りの女子学生達にも涙が伝染。

みんな、本当に本当に楽しかった、加茂谷での毎日がここでの全てが忘れられない良い経験になったという気持ちが心の底からあふれていました。

 

66g5d4

 

ちなみに、「チームお山大好き」の子達も涙目。これは、つい今しがた「また」ジョナサンが面白い行動をしていたからです。

お別れ会の始まりから終わりまで、大爆笑を繰り返していた松田夫妻と、「チームお山大好き」とイワモト。とてもとても楽しいひと時でした。

 

67g5d4

 

とうとう明日、平成28年の加茂谷の夏、「武蔵野まつり」は終わりを迎えます。

 

あっという間に過ぎ去った20日が幕を閉じるまで、あと1日を切りました。

 

68g5d4


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Bitnami