🌿武蔵野大学第5班3日目 〜 加茂谷赤ちゃん大集合 & 加中祭バザー準備

武蔵野大学夏季農業体験プログラムの報告ブログ再開です。

 

前回「第5班2日目」から少し間が開いてしまいました。ごめんなさい。

実は、16日から飛び石連休に有給消化を組み合わせて1週間で「小豆島八十八箇所霊場」を歩き通し打ちするつもりで、徳島県から消えていたのです。

だがしかし。

3日目を過ぎた所で台風16号の雨が来襲。天気予報はこの先小豆島にいる間中は雨が続くと出ており、台風が通過する時には当然外を歩くこともできなければ四国本島との連絡フェリーも欠航。。。と、実に楽しくない旅になりそうだったので「やめた。帰ろう」と帰ってきたのです。ちょうど半分終わった所で。

イワモトは歩き遍路ですが、別に修行や苦行や信仰でやってるわけではないので、過酷な自然状況の中でまでわざわざ無理してやるようなことはしません。基本はカメハメハ大王的思考です。

また天気の良い時を狙って、残り半分をやりに行けば良いだけです。

そして、加茂谷に台風がやってくる前日の夜に帰ってきました。台風の間は家の中で片付けものしてました。台風の後は、太龍寺のお山の様子やかも道の状況を見に行ってました。実は、まだ休暇中だったりします。

 

それでも、忘れないうちに武蔵野大学第5班の記録は完成してしまいましょう。第1〜4班まで全日記録を書いたのに、第5班だけ途中で頓挫するのは不公平です。イワモト、不公平なことは嫌いです。

 

第5班の3日目は9月9日のことになります。

 

台風16号が加茂谷を通過した9月20日よりも10日も前、もちろん激しく良い天気です。

青空に映える黄と緑の稲穂の田んぼの脇を、2人の武蔵野大学の女学生が歩いていました。

 

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加茂地区の青江さんのいちご農園にお世話になっている「チームいちご」です。

先の班でこのご近所の豊田さんや町田さんのいちご農園にお世話になった子たちもいたので、加茂の改良区付近のこの3つのいちご農園すべてを訪問したことになります。

 

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加茂の最も日当たりの良い場所にあるこちらのいちごハウス。当然、全方向直射日光攻撃が来るので、かわいいビーチパラソルが作業する場所の上で日を遮ってくれています。

 

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「チームいちご」にいちごの苗のいらない部分をちぎって捨てていく作業を教えて下さっている青江さんが、「これが花だ」と見せて下さいました。

本当はまだ咲いてはいけない花なのですが、ここにある数百個のいちごポットの中には、暑さでちょっととっちらかってしまって咲いてしまったおバカないちごが数個はいるようです。

 

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真剣な表情でいちごの苗を剪定する女子学生。

彼女らが使っている道具を腰に下げるためのベルトも、青江さんが「手伝いに来てくれる大学生たちのために」とわざわざお手製で用意して下さっていたものです。

 

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第5班のお世話役のチーフである町田さんも、朝一番に見回りに来て下さり、ちょっと賑やかです。

 

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とにかく朗らかなお母さんが、「日陰にちゃんとなっているか」「狭くないか」となにくれと優しく武蔵野大生達を気づかって下さっていました。

 

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この日は多くのチームをまわるつもりだったので、加茂谷橋を渡り、楠根トンネルを抜けて次の目的地へ。

道路のすぐ脇に、すだちがたわわに実っています。

 

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ちょうど人が立って木の世話をしたり収穫したりするのに便利な高さのすだちの茂みの向こうに、「チームいずる」の武蔵野台生2名と、彼らをお世話して下さっている小谷さんご夫妻の姿がちらりちらりと見えました。

 

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毎回すだち農家にお世話になった大学生たちは、葉っぱの色と同じ濃い緑色の実を見落とさない様に探すのに一生懸命です。

木の枝の陰や葉っぱが重なった裏側など、注意深く見ていきます。

 

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こちらでは、規格にあった大きさのスダチだけを収穫するために、こういう道具を考案して使っていらっしゃいました。指にはめてあるので、とても素早く大きさをチェックできて持ち運びも気になりません。

各農家さん、作業の効率化のために本当にいろいろ工夫していらっしゃいます。

 

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炎天下でがんばる武蔵野大学生たちに、小谷さんご夫妻は手を動かしながらずっと気を配って言葉をかけて下さっています。

 

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そろそろ10時の休憩時間も近く、カゴに半分もスダチがたまったので一休み。

 

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小谷さんご夫妻、カゴを運ぶときも、荷台に載せるときも、自然にご夫婦で同じ動きをしていました。

阿吽の呼吸で連携も息ぴったり、さすがです。

 

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スダチの木々がちょうど良く日陰を作っている場所に、カゴで椅子を並べて休憩場所のできあがりです。

 

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何かの用事でたまたま来られていた「チームでこぽん」の受け入れ農家の森さんも一緒に、みんな揃って良い笑顔の写真が撮れました。

 

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それでは、昨日早々に太龍寺のお山に登っていた「チームお山大好き!」の担当する松田農園開墾状況を見に行きましょう。

おなじ楠根地区の広い農地の真ん中あたりにあるハウスの地面は第2班の「チーム開墾」の助けもあって、もうかなり整地できています。

見えてきたハウスの骨組み、屋根部分になにやら幾つか黒い影がとりついています。

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「チームお山大好き」の3人組、いましたいましたハウスの上に。

 

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この7月末に新規就農で大阪から加茂谷に移住してこられた松田夫妻も、同じくハウスの上です。

高いところがあまり得意ではない奥さんの美和さんも、昨日の太龍寺の舎心ヶ嶽と同様、頑張って根性で屋根の上で一緒に作業していらっしゃいます。

 

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どうやら、ハウスの骨組みにペンキを塗っているようです。

とにかく日当たりの良いことで定評のある楠根の農地の真ん真ん中、しかもハウスの「上」で、晴天。まさに全方向直射日光にも負けず、女の子たち頑張っています。

 

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イワモトが「ジョナサン」と命名した(経緯は第2日目のレポートを参照)男子学生くんも黙々と作業に励んでいます。

 

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5人は、このハウスとハウスの間の狭間のしっかりした鉄骨の上に立って作業していました。

晴天のおかげで、ペンキは塗ったそばからどんどん乾いていきます。

 

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武蔵野大生達の強力な助けもあって、順調に葉物野菜のハウスへと生まれ変わっていく元ミカンのハウス。

心機一転「農業を生活の糧」にすべく、縁もゆかりもない加茂谷に移住してこられて頑張っている松田夫妻。記念すべき最初の植え付けまで、順調に準備が進んでいます。

 

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さて、この日は幾つか特別な行事がありました。

吉井地区の片山さんご夫妻にお世話になっている「チームアスパラ」の2人と第5班引率の城月先生は、今日は朝は片山さんの農園には行かずに加茂谷公民館に来てもらいました。

 

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この日は、ちょうど月に一度公民館で開かれている、加茂谷のママとベビーの集い「かもベビ」の日だったのです。

事前に「かもベビ」の開催日を会を取りまとめている水井地区の移住者の北内さんからお聞きしていたイワモト、せっかくなのだから武蔵野大学の学生で児童教育専攻または「とにかく赤ちゃんが好き〜」な学生を呼んで加茂谷の赤ちゃん達と遊んでもらってはどうかと思い、急遽アレンジしたのでした。

 

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「チームアスパラ」の2人は一人が児童教育しかも「保母さんになりたい」というドンピシャリの女子学生。もう一人も赤ちゃんが大好き!という学生だったので、白羽の矢が立ちました。

そこに、「ぼ、ボクも行きたいです!」と思いっきり手をあげたのが、1歳児のパパという城月先生。どうやら、子供が大好きなかただったようです。

 

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そして、さすが「行きたいです!」と手を上げただけあって。。。

 

先生、もう、ノリノリ ♪ です。

 

 

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室内に入った瞬間から、特に活発で元気に走り回っていた男の子たちに「がお〜!」と近づいていってあっという間に仲間入り。

子どもたち、もう大喜びで大騒ぎです。

 

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会を追うごとに参加人数が増えていく「かもベビ」ですが、今回は最多の20人の赤ちゃんが参加。

広い畳の部屋が狭く感じるほど、赤ちゃんとママとキュートでスイートな雰囲気があふれていました。

 

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見よ、このを!

 

今回の「かもベビ」では、アロマセラピストの山田先生によるアロマハンドマッサージと、阿南市『オーラソーマ・ルーム』の沙龍羽先生によるレイキ療法が受けられたのですが、どちらも参加したママたちに大人気でした。

 

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全員集合写真も、圧巻の迫力。

実は、武蔵野大生は途中で次の予定の場所に行かなくてはならなかったので、「かもベビ」の最初の最初に撮影させて頂いた写真です。この後到着された赤ちゃんとママや、元気が良すぎて写真の列から走り出てしまった子などもいました。

 

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1時間たっぷりと赤ちゃん達と遊んだ武蔵野大生+先生は、どうしても次の予定の場所に行かねばならず、名残惜しいながらも加茂谷公民館をあとにしました。

向かった先は、吉井地区の「チームアスパラ」がお世話になっている片山さんのいちごハウス。

阿南市の某印刷会社さんが資料用の写真撮影をするということで、第5班を受け入れて下さっているイチゴ農家さん3件とそれぞれお世話になっている大学生たちとが集められたのです。

 

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ハウスの中には、朝一番にお会いした青江さんご夫妻が加茂から駆けつけて下さっており、片山さんご夫妻と学生たちが全員集まるのを待っておられました。

 

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それでは、撮影開始です。

みなさん、カメラマンの指示に従って頑張って「それらしい」ポーズを取ります。

東京の若い大学生たちはもとより、加茂谷のお父さんお母さんたちもなかなかノリノリでポーズを決めています。

 

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撮影後は、世話役チーフの町田さんがいちごの苗について詳しく学生たちに教えて下さっていました。

 

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いちごの苗を見つめる青江のお父さん、庭の盆栽の枝ぶりを吟味するかのごとくこちらからあちらからじっくりと眺めて、おもむろに剪定はさみを取り出しました。いちごのプロの眼光が閃きます。

 

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他のチームや農家さんがそれぞれの農園に戻っていった後は、「チームアスパラ」の2人はいつものようにいちごの苗の世話に戻りました。

 

 

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(ちなみに、チーム名はこちらの農園がいちごハウスの隣でアスパラガスの生産 ↓  もしていらっしゃるところから来ています)

 

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長いお昼ごはん休みの間の移動中、十八女大橋を渡って加茂地区に入る道の際では、堤防建設前の遺跡の発掘調査がもう始まっていました。

若杉谷に日本最古の辰砂(水銀)の採掘跡が残っているように、加茂谷は太古の昔から人々が暮らしてきた特別な場所だったようです。

 

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日陰で休んでいる遺跡発掘作業員の方たちの中に、

あ! 「お山探検隊」でニコニコとイワモトと一緒にお山に来て下さるヒトシさん発見。

 

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お昼休みが終わると、宿舎のクリーンピュアから自転車で戻ってきた「チームアスパラ」の2人。

 

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片山のお母さんから「お買い物が加茂谷の中でできるのを見せてあげよう」と指定されていた場所、加茂谷プロパンのガソリンスタンドのところに時間ぴったりにやって来たのは「とくし丸」のトラックです。

 

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東京のど真ん中、どこにでもコンビニやスーパーがある場所にいる武蔵野大生達は、一見小さく見えるトラックに効率よく満載されている食料品の数々に歓声をあげました。

 

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あんなモノも、こんなものも、予想外に本当になんでも揃えてあるのをいろいろ眺めて発見して大喜びです。

 

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「このトラックが来てくれるから、本当に便利べんり」と、なんだか嬉しそうに語る片山のお母さん。

決まった曜日の決まった時間に来てもらえるので、わざわざ車で20分走らせて加茂谷から一番近いスーパーに行かなくても良いのだと話しながら、武蔵野大生達と買い物を楽しんでいました。

 

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今日は夜からも武蔵野大生たちには行事があるので、午後の作業時間は意外と短くなってしまいます。

あと2チームの作業場所をまわるために、イワモトは先を急ぐことにしました。

今日3件目のいちご農家さん、同じく吉井地区の「チーム高設」がお世話になっている湯浅さんのハウスです。

 

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こちらのハウスでは、チーム名の由来にもなっているイチゴの「高設栽培」での苗の植え付けに大忙しです。

湯浅さんが隣のハウスで育てた苗をポットから外して運んでくるのを、武蔵野大生が次々と「棚の上の畑」に空けられた穴の中に植え込んでいきます。

 

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駆け足ですが、最後のチームを訪問しに再び楠根地区の農地帯に戻ります。

「チームでこぽん」の2人も、すだちの収穫に励んでいる最中でした。

 

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こちらの森さんのスダチ収穫スタイルの中にも、創意工夫グッズを見つけました。

こちらのしっかりとした作りの前掛けに収穫したスダチをどんどんと入れていき、いっぱいになると底の部分のジッパーを開くとスダチがどどどっとカゴの中にいっきに入りました。自分の周囲に小さなカゴを常に持っていなくても良い、高い枝の実を収穫するためにはしごに登っていても両手や肩が空いている、と、とても機能的です。

 

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さて、日中いっぱい暑い中を働いた武蔵野大生15人は、宿舎で夕食を取り、風呂で汗と土埃を落としたあと、夜の7時には加茂谷中学校の体育館に集合しました。

こちらの体育館、半分のスペースには椅子が並べられ、横断幕も取り付けられて次の日から始まる文化祭「加中祭」の準備完了状態です。

 

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もう半分のスペースには、卓球台の上に所狭しといっぱいに並べられた品々。

これが毎年大人気というバザーの商品です。

 

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中学校の教頭先生の指揮で、今夜はPTAのお母さんがたと一緒に武蔵野大生はこのバサーの商品に値段のシールを付ける作業をするのです。

 

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予め値段が印刷されたシールを手に、スタンバイおっけ〜。

お母さんたちが「これは200円」「これは50円」と手早く値段を決めていくそばから、シールを張っていきます。

 

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元々思い切り安くつけてある値段ですが、これが明日のバザーの後半以降はここからまたどんどんと値引きしていくそうです。

大量に並ぶ石鹸や、洗剤や、砂糖の山の前に「こんなに沢山、本当に売れるのかな?」と少し半信半疑の東京の大学生達。

お母さんたちは「大丈夫、本当に全部なくなるから」と、自信たっぷりうなずきました。

明日のバザーがどのような賑わいになるか、今からとても楽しみになってきました。

 

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値段シールの貼り付けが全部終わってしまうと、武蔵野大生は全員ステージの上に上がりました。

明日の加中祭の午前中の部はこちらのステージで、代表学生のスピーチや各学年の出し物などが行われるのですが、武蔵野大学第5班も出し物をすることになっているのでした。

ちなみに、この「何かステージでやる」というのは、第5班の面々は加茂谷に到着した時に初めて知らされ、寝耳に水とびっくり仰天。それでも、さすがは大学生の行動力で、なにやらイロイロ準備をしているようです。

 

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ステージの広さを確認したあとは、最終打ち合わせ。

明日、加茂谷の中学生全員と保護者の皆さんをどんなことをして楽しませてくれるのか、とてもとても楽しみです。

 

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