🌿初仕事は、空き家お掃除大作戦(ちょっと前のお話です)

すだち入りコーラ」普及委員会委員長の加茂谷地域おこし協力隊員1号、岩本です。

何度も言いますが、すだちを絞って入れたコーラはとても美味しいです。

ちなみに、今日は、エナジードリンク(デ◯ビタとかリア◯◯ールドとか、ああいう味のちょっと元気が出そうなジュース類のことです)にも絞り入れてみました。とりあえず、なんでも試してみるスタンスです。

。。。。。。

おやおや、これもふつーに美味いですよ。

どうぞお試しあれ。

 

さてさて、今日の隊員1号と2号は、朝からここ ↓ にいました。

海です。

 

阿南市のなにが良いかって、同じ市内に加茂谷のような「いかにものどかな山の田舎!」な場所もあり、こういう美しい海辺もあり、山好き海好きのどちらも楽しめることです。

 

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地域おこし協力隊専用車、15(イチゴ)号と78(ナッパ)号を駆ってやってきたのは、阿南市B&G海洋センター

加茂谷の鯉祭の催し物の一つ、カンドリ船遊覧の乗客用にライフジャケットを借りに来たのです。

安全面にもきちんと配慮した、家族みんなで安心して楽しめる鯉祭り。鯉のぼりいっぱい鯉祭り、嬉し楽しい鯉祭り。

まつり、ああ鯉祭つり(五七五。でも本気で実行委員会の面々の心理状態は今こんな感じです)

加茂谷鯉祭りは5月4日ですよ〜。みんな来て下さいね〜!

 

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さて、ここまでは今日の活動報告兼前置きです。

今日の話題は、少し過去のこと、我ら加茂谷地域おこし協力隊にとって辞令交付後の公式な「初仕事」のことをあえてご紹介したいと思います。

4月4日月曜日、1号と2号に下された指令は「テレビ局の収録の打ち合わせの為に、水井地区の空き家に1時集合」というものでした。

ちなみに、辞令交付はたった3日前の4月1日。更にちなみに、1号が荷物を軽自動車に積み込んで兵庫の西宮の奥地から加茂谷にやって来たのは、そのほんの2日前の3月30日です。

水井!?どこそれ!? テレビ局!?(しかも、ローカル局じゃなくて全国局!)収録!? 空き家!?どの空き家!?

↑ これがかなり正直な気持ちでしたよ。。。だがしかし!とにかくいろいろ手がかりを集め、最終的には水井の集会所に集まっていた子供たちとママさん達に聞いて、今回の大舞台の空き家に到着しました。

 

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東京の番組制作プロダクションからやって来た二人の女性プロデューサーさん達といっしょに、くだんの空き家の中を見て回り、外を見て回り、周囲を見て回る。

 

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どうやら、この空き家にもうすぐ新しい移住者の御家族が引っ越してくるらしい。その受け入れ準備として、長年の埃が溜まり溜まったこの家を掃除し、きれいにする様子をテレビに収録するということらしい。

そして、明けて次の日、すばらしい「お掃除日和」。

 

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全国放送の大手テレビ局番組と言っても、ドキュメンタリー系番組は意外ととても少数の撮影クルーで制作してしまうようです。昨日お会いした2名のプロデューサーさん達に加えて2名のカメラ・音声さん、そして一人の男性。

「誰この人?」と最初思ってしまったこの男性、名前を聞いてびっくり!

なんと、今もっとも話題の建築家の板東幸輔氏だった。

 

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消費者庁うんぬんで今や日本全国から注目を集める隣の隣の町、神山町。毎週のようにテレビや雑誌で紹介されるすこぶるシンプルかつスタイリッシュに改築してサテライトオフィスとして再利用されている古民家や倉庫。それを手がけたのが、この板東氏なのです。

実際、隊員1号も氏の建築デザインが好きで、いつか講演か何かで直に見てみたいなぁと思っていた人だったのです。

おやまぁ、こんなにすぐにナマの御本人に会えちゃったよ。こいつぁびっくり。ありがとう加茂谷。

「お掃除大作戦」要員として地元の子供たちも多数集まり、坂東先生の指揮のもと大そうじにとりかかりました。

 

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状態はすこぶる良い空き家ながら、とにかく長年降り積もった埃がすごい。

全員しっかりマスクに頬かむりで、ホウキやハタキを手に奮闘。ちなみに、2台あった掃除機の1台は、あまりの埃の量にあっという間に機嫌を損ねて動かなくなった。結局、自分の手で掃き、拭く「ざ・人力」が一番頼りになるのです。

坂東氏も、もちろん自らホウキでそこらじゅう掃きまくっていた。

2階の物入れの奥からは、埃どころかネズミの頭蓋骨、そしてついにネズミの全身の完全ミイラ(!!!!)まで出てきた。(男の子たち大喜び)もちろん、放送のあかつきにはしっかりとモザイクがかかっていると思われます(自主規制)

そんな大騒ぎのお掃除大作戦現場に、雄大な山々の景色をバックにまるで当たり前の様に小道をガタガタとやって来たのは。。。

 

 

重機。

さすが、田舎。

そして、これまた当たり前のように、みんな重機が操縦できる。

この古い空き家の庭先に立っていたもう使われていない元トイレ?の小屋(もちろんコンクリ造り)が、ドガン!グワッシャ!と大音響をたてながらあっという間に瓦礫の山と変えられていった。(子供たち、「かっこいー!」と大喜び)

 

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さて、2階の部屋には、天井の梁の部分に数枚の板が渡してあり、その上に古い農機具、それこそ牛に引っ張らせて畑を耕すような農機具が置いてあった。それらを下ろすため、隊員1号は両手を上げ1枚の板をずらしたとたん。。。

わっしーーっっ!!!

 

。。。40年余りの人生で初めて、頭から土埃を滝打ちのごとくかぶるという経験をいたしましたよ(泣)

1号の尊い犠牲の元、無事取り払われた農機具や板の奥に隠れていた梁の影から、坂東氏が「あったあった!探してたんだ」と引っ張りだした紙包みの中から現れたのが、この3枚の木札。

 

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坂東氏曰く、こういった古い家には、必ずそれを建てた時を記した札と近くのお寺などに建築中や今後の家の安全を祈念した御札が置いてあるという。この家にも建てられた年(大正12年?。。。93年前!)と、この谷を挟む両側のそれぞれのお山のお寺(鶴林寺と太龍寺)の御札があった。

 

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比較的新しいものではあるけど、薬王寺のお守りも発見。きっと平等寺からの何かもかつては置いてあったに違いない。

四国八十八ヶ所霊場のうちの4つにほど近いこの地の場所柄をよく示していると思います。

 

外では、すっかり消え失せてしまった外便所の埋め立て現場。

 

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長靴とニッカポッカちっくなズボンで「小さな土木作業員」姿をキメて、お父ちゃんたちの働く姿を眺めていたのはこの家にこれから住むご家族のチビちゃん。

この大騒ぎに、近所のおじいちゃんやおばあちゃん達も、入れ替わり立ち替わりのぞきに来る。

見違えるようにすっきりさっぱりした古民家を見て、「あれまぁ、きれいになるもんじゃのぉ」と感心するところにすかさず「あんたとこにも空き家あったじゃろ。あれ、貸さんか?」と畳み掛けていく『加茂谷元気なまちづくり会』の面々。さすが。

目の前で「こりゃもうどうもならんわ」と思っていた空き家がきれいになるのを見せつけられれば、けっこうその気になるものでは?借り手の需要はあるのです。ありまくるのです。待機リスト状態なのです。

空き家があれば、どうかどんどん貸して下さいね。

古くてこんなもん誰が借りるんや?と思っていませんか? 実は、世の中にはそういうのが良いという人達もいっぱいいるんですよ。

 

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さて、お昼にほど近く、場所は変わってお宮さんの横の集会所。

2階の窓から次々と放り投げられる座布団千本ノックをキャッチするのは、朝から一生懸命お手伝いしている野球少年。

 

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明るい日差しの中、集会所の外にこしらえられた会食場には、水井のお母さんたちが、腕をふるった料理が手際よく並べられて行きます。

 

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たけのこご飯に、山菜の天ぷら、地元栽培のサンチュのサラダ。

朝からしっかり労働した後、さんさんと明るい太陽の下で、地区のみんなが集まってわいわい食べる大昼食会です。ただでさえ美味しい旬のご飯が、もっともっと楽しく美味しくなります。

 

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地域おこし協力隊として活動を始めた直後からこうやって地元の人たち大勢と一緒になってわいわい掃除したり作業したりできたのは、とてもとても私たちにとって良いスタートだったと思います。この家に越してくるご家族は、隊員1号と2号が実は1週間前に加茂谷に来たばかりと聞いてびっくり。すっかり馴染んでいてもうずっと長いことここに住んでる様に見えたんですって。

それって、すごいですよね。

本当に加茂谷に応募して良かった、ここを選んで良かったと思います。

 

山々に囲まれた野っ原では、子供たちの中で一番年長で一番良く働いた野球少年が、「大きなお兄ちゃん」の隊員2号に遊んでもらってとても楽しそうです。

 

 

昼食後は集会所2階に場所を移して、坂東氏による特別ワークショップ。

神山や出羽島など氏が手がけた古民家再生の実例や質疑応答など、たっぷり時間をかけて空き家とその再利用についていろいろ教えて頂き、貴重なアドバイスをいっぱい頂きました。

加茂谷チームもみんな、活発にどんどん質問しましたよ。

 

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最後に、水井地区にある隊員1号のお気に入りの場所をご紹介。

 

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コケが大好きな隊員1号にとっては、萌えツボを全て揃えた最強の萌え萌えスポットです。

ちなみに、この写真を撮った日は雨の後だったので、まずまずの水量。そして、「濡れたコケ+岩」の滑りやすさ最強コンビの上に立っていた1号、この後お約束通り滑り、こんな集落の端っこの場所で人知れず沢の中に思いっきりベシャっとこけていました。

カメラ、一瞬水没しました。

肝が冷えました。いえ、自分のことじゃなく、カメラが溺死したか!?にです。

幸いカメラは水も入らず(水没したのに)、無傷でちゃんと生きていましたよ ♪


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